2011/03/14

tempフォルダ内に WERxxxx.tmp.hdmpファイルが作成される。

環境:

Windows server 2008 64bit Standard Edition SP2

メモリ4GB

Oracel 11g Standard Edition

Windows ドメインに参加

 

上記環境で、OSを再起動するとC:\windows\tempフォルダ内に謎のhdmpファイル(1GB程度)が作成される。

こんな感じのファイル

WER22BE.tmp.hdmp
WERBD20.tmp.hdmp
WERF2B7.tmp.hdmp

特徴は、WERxxxx.tmp.hdmp 形式である。

hdmpファイルについて調べてみた。

 

全く同じ現象が以下のOracle 掲示板サイトに情報としてあった

Oracle Technology Network (OTN) Japan - 掲示板 : VistaにOracle11gインストール後、HDMP多発

.appcompat.txt ファイル内に、同じように

<EXE NAME="ORACLE.EXE"

とある。

また、このOracle掲示板では解決には至らなかったようだ。

ただ、気になるキーワードとしてWindowsの「エラー報告機能を無効」というキーワードがあった。

 

エラー報告機能

Oracle掲示板を読むと、Windowsエラー報告機能を無効にするとhdmpファイルが出来なくなるようだ。

エラー報告機能を無効化する方法は

[コントロールパネル]-[問題のレポートと解決策]

で設定できる

Windows Vista/Windows Server 2008のエラー報告ダイアログを無効にする - @IT

 

hdmpファイルとは?

そもそもhdmpファイルは何なのだろうか?

調べてみると、以下のマイクロソフトサイトに情報があった

Windows Server 2008 でユーザー モード プロセス ダンプを取得する方法

ユーザーモードのプロセスダンプを作成した時に、hdmpファイルが作成される

  • Report.wer (Report Manifest File)
  • .version.txt (OS のバージョン情報)
  • .appcompat.txt (アプリケーション情報)
  • .hdmp (ヒープ ダンプ)
  • .mdmp (ミニ ダンプ)

今回も、上記と同等のファイル群がc:\windows\tempフォルダに作成されていたので、同様の

ユーザーモードのプロセスダンプが出力されたと思われる。

 

では、何のプロセスか?となるのだが・・・

上記URLの手動によるWindows Server 2008 でユーザー モード プロセス ダンプを取得する方法とは異なるのか、プロセス名の記述がファイル名にない。

WER (Windows Error Report Windows エラー報告機能)と、.appcompat.txt内に記述されているOracleプロセスが関係する可能性が高い状況までわかった。

 

 

ここまで、Windows側の話でわかったが

あとは、Oracleを疑い調べていこうと思う。

2 件のコメント:

  1. こんにちわ。Google検索から流れ着いてきました。同じくWin2008 64bit Standard SP2/Oracel11g環境で、同様のファイルができ、日記を参照させていただきファイル出力を止める所までは行けたのですが、原因が全くわからず、困っています。その後、この件に関して何かわかったことがありましたら、返信いただけると非常に有り難いです。突然のコメントで申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

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  2. こんにちは。
    こちらも根本的な解決には至っていません。
    現状、Oracle側の技術者がOracle側にエラーは特にないと言っているので
    良しとしてしまいまし運用に乗ってしまいました。。。
    残念ながら今のところ進展はありません

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